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2018/07/02衛生

食中毒の注意点

食中毒にかからないための注意点!

本格的な夏を迎えました。
気温上昇とともに食材が傷みやすい季節ですね。

食中毒は、飲食店などの外食だけでなく、家庭でも発生しています。家庭における食中毒は、症状が軽かったり、家族のうち全員には症状が出なかったりすることもあり、食中毒と認識されないケースも少なくないです。 厚生労働省の統計では、家庭での食中毒の発生件数は全体の1割程度となっていますが、実際にはもっと多く発生していると思われ、家庭にも食中毒の危険が潜んでいます。

食中毒を防ぐには細菌を食べ物に「つけない」・食べ物に付着した細菌を「増やさない」・食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つのことが原則と言われています。

①つけない=洗う!分ける!

手にはさまざまな雑菌がついています。食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付けないように、調理作業前など必ず手を洗いましょう。生鮮食品や肉・魚は分けて保管しましょう。

②増やさない=低温で保存する!

肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖します。冷蔵庫を過信せずなるべく早く使用しましょう。

③やっつける=加熱処理!

ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。特に肉料理は中心までよく加熱することが大事。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安。二枚貝などノロウイルスによる汚染の恐れが高い食品は、中心部を85~90℃で90秒以上加熱するようにしましょう。

食中毒にかからないよう以上のことに注意してみましょう!

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